「今日の」番外編:羽村市動物公園 2020年2月24日

サーバルのタカの17歳の誕生日に、屠体給餌が行われるということで羽村市動物公園に初めて行ってみました。タカは、多摩動物公園のユリのお父さんなので、アポロ、ニール、バズ兄弟にとってはおじいさんにあたります。

サーバル

屠体給餌

屠体給餌とは、罠などで駆除されたイノシシなどを皮や骨が付いたままの状態で飼育している動物に与えることです。これには駆除したイノシシなどの肉を有効利用するという側面と、飼育されている動物の環境を良くする(環境エンリッチメント)という二つの役割があります。駆除された野生動物などはジビエ料理やペットフードとして消費されていますが、その割合は1割くらいで残りの肉は単に処分されています。一方、海外の動物園を中心に、環境エンリッチメントと呼ばれる飼育動物の福祉を向上させる取り組みが進められていて、なるべく野生と同様の行動を引き出そうとする試みが進められています。この環境エンリッチメントの一つとして「採食エンリッチメント」というものがあり、今回の屠体給餌はこれにあたります。

今回の屠体給餌では、サーバルのタカが与えられたイノシシの屠体の皮を剥いだりしながら食べるシーンを観ることが出来ました。また、屠体を咥えてうろついたり、厩舎に持って入ろうとしたり、草に隠したりといろいろな行動を取っていました。

シベリアオオヤマネコ

初めて見ましたが、猫をそのまま巨大化させたような風貌でかなり可愛い。耳の先端の毛が特徴的です。あと尻尾。この日は、繁殖のためにポテトとチップが同居していました。

ヒツジ

2月8日に生まれたばかりの赤ちゃんがいました。ネックウォーマーを巻いてましたが、これはウール100%なのだろうか。

その他

多摩動物公園では観られない動物もたくさんいて、小さいながらも楽しい動物園です。そして、平地の動物園は歩きやすくていいですね。多摩は坂が多くていろいろ鍛えられますが。


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